【2023年版】トラック乗りが稼げる時代は本当に終わったのか!?
今はもう21世紀…気がつけば20世紀は20年以上も昔のことになってしまった。
その20世紀と呼ばれた時代、トラックドライバーは一攫千金を求める男たちが集まる、夢の職業であった…そう言ってなつかしい顔をする読者はもう少ないかもしれない。
ではこの不景気な世の中、トラックに乗って稼(かせ)ぐことはもう不可能なのだろうか?
可能!ただし条件付き
答えは↑の見出しのとおり。可能ではある。
…が。
はっきり言おう。あなたが「とにかくハンドルを握っていれば稼げる方法があったら…」と思っているならば、ハードルはかなり高い。それでなんとかなる方法があるならば、トラックドライバーの中でとっくに流行っているだろう。
あの当時のトラック乗りたちは決して、ラクをして稼いでいたわけではない。
今ならとても法律が許さないような超長距離運行を当たり前のようにこなし、月曜日に家を出たなら週末までは帰ってこない…いや、ひと月なんてザラにあった。死ぬ気でずっと働き続けたからこそ、数年で家が建つようなツワモノが生まれる夢の職業だったのだ。
つまり、死ぬ気で自分の時間をけずる覚悟(かくご)なしに大もうけができるわけがないことを、まずは理解してほしい。
では現在の「トラック野郎」たちが夢を見るためには、いったいどうすればいいのか。
それは「時間の使い方」が大きなカギをにぎっている。
待機時間は「宝の山」
トラックドライバーの不満を聞いていると必ずトップ3には食い込んでくるのが、待機時間の問題だ。
荷降ろし先に着いてみると、道路わきには長い順番待ちの列。
列に並びつつ仮眠して待ちたいけれど、前は順番をよばれてちょっとずつ進んでいるからそうもいかない…。
しょうがないなと、スマホを取り出してモンス●やパズ●ラで時間つぶし…よくある光景だ。
この日常に居心地(いごこち)のよさを感じる人たちは、この記事をこれ以上読み進む必要はない。
この状況になにかやるせなさ、自分は悪くないけれどなにか言葉にならない「うしろめたさ」を感じている人こそがこの記事を読むべき人だと思う。
そう、この「うしろめたさ」の正体は、「あるじゃん、何なりとやれる時間が」と、あなたの中に住んでいる「もう一人のあなた」がつぶやいている「耳が痛いツッコミの声」なのだ。
「広告を見たら1円もらえる」のようなアプリやサイトを見たことはないだろうか?
あのようなサイトに時間を取られるのは正直バカらしい(やってる方ごめんなさい)のであくまで例ではあるが、昔とちがって現在は、自分の手元でお金を生み出すことがいくらでもできる。
たとえば、1時間の待機で100円稼げるアプリがあるのなら、その1時間でゲームや動画にハマっている人とは収入に100円の差がつくわけだ。
しかも差は100円だけではない。
ほうっておいても人間は歳をとっていく。40~50代の方は特に感じているだろうが、ある日気がついたら、前までできていたことができなくなっている。前まで軽々できていた作業なのに、なんだか息切れがする、近くのものが見えにくい…などなど。
つまり100円の収入差とともに、「時間」という何ものにも代えがたい貴重な財産を、ただ目先の楽しさのためだけに失っているのだ。
話をもどすが、今の世の中でトラックドライバーがもっと稼ぐことは「できる」、転職などをせずにやるならば、「待機時間を使えば稼ぐ方法がいくらでもある」…これが疑問に対する答えだ。
「ポイ活」はオマケと心得よ
具体的にやれることは何か…これは他の記事にゆずることにする。
(「【やるならコレ】効率の良いドライバーの副収入●選」※作成予定)
ちなみに私はもう10年以上前に同じ悩みを持ち、この考え方にたどりついた。結果、当時は月に3~5万程度の副収入を待機時間で稼げるようになっている(当時も待機が数時間あるなんてザラだった)。
大変だったが、月に一度口座に入った副収入を見ると、それだけで苦労がむくわれたような気がして疲れがふっ飛んだことを、今でもよくおぼえている。
最後にひとつだけ。↑の見出しにもある「ポイ活」だが、これは大きな「ワナ」がひそんでいるので、気をつけてほしい。
ちなみに「ポイ活」とは、アプリ内で何か広告を見たりアンケートに答えるとポイントがもらえて、たまると現金化できるこの「ポイントをためる活動」を略して呼んだもの。
ここでいう「ワナ」とはズバリ「それだけ時間や手間を取られてそのポイント…おかしくね?」ということだ。
よくあるたとえだが、あなたが時給1000円で働いているとしたら、1分で16~17円はもらえていることになる。
それに対して、30秒の広告を見て●ポイント…みたいなサイトの換金率をよーく見てみると、1分で得られるのはそれでも1円にもとどかない程度。
「広告なんて実際は見てないよ」とおっしゃるかもしれないが、あの広告はほうったままにしておくと「見てないだろ」とバレてしまってやり直しになったりする…スマホを「ほったらかし」にして他のことに集中はできないようになっているのだ。
つまりポイ活の中身の多くは「スキマ時間を有効に」などと上手く言ってはいるが、あなたのとても貴重な時間を1円にもならない収入(実際に換金までたどり着いている人もほとんど見たことがない)にしばりつけている悪いヤツなのだ。
これは決して「ポイ活はダメ!」と言っているのではない。
やるなら効率の良いものを選ぶべきだし、そんなことをしているヒマがあるならもっと稼げる方法はあります…ということだ。
こんな長い記事を最後まで読んでくれたあなたには、ぜひとも覚えておいてほしい。