【これだけは外したらダメ】転職のために準備しておくこと3選

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世の中がドライバー不足でさわがれるようになってから、ずいぶん時間がたった。
なのにそれはそれで世の中が回っていることを、不思議に思ったことはないだろうか?

もっと世間が「もう物流が麻痺(まひ)して荷物が届かないよ、なんとかして!」

…こうならないのは、ドライバーが不要なところから必要とされるところへ流れているからだ。

良い転職には準備が必要


いきなり話題がそれてしまったが「必要とされるところへ流れる」とはもちろん、ドライバーが転職している、ということだ。少しくわしく言うと…

「不要なところ」…荷物が少なくなってあまりに給料が下がった…とか、そもそも会社をたたまざるをえなくなって辞めざるをえない…など、従業員であるドライバーが減っていくところがある一方で、

「必要とされるところ」…逆に荷主の具合いで荷物が増えたり、トラック不足の時代に求められ、新しく運送会社を立ち上げたりとかでドライバーが増えていくところがある

…この増減がつねに起こっているわけだ。


こうした流れの中、多くのドライバーは「悪い転職」をしている。どういうことか?

そなえられているか?

彼らの多くは、仲間ウチでつねに情報交換をおこなっている。

「うちの会社は時間のわりに給料が安い」だの「あの運送会社、ベテランが1人定年で空きが出たらしい」だの…実際のところ、そのほとんどは愚痴(ぐち)で終わってしまい「時間のわりに給料が安いから、具体的にわりに合うところを探してみよう」とか「あの運送会社のくわしい情報をもっと集めてみよう」とはならない

そのあげく、自分の職場がどうにもイヤになったときに、あまり調べもせずに次の会社に飛び込んでしまう…これでは良い転職などそうそうゲットできるはずもない
そう、ここで今回のテーマである「準備が必要」ということになるのだ。

【短い準備】と【長い準備】


「つまり行きたい職場の情報をもっと集めろってこと?」…それも正解ではある。

しかしそれは「相手があっての」こと。
「ここに行きたい」「ここに興味がある」があって初めてできる準備だ。

この記事ではむしろ「具体的な目標がなくてもできる(やっておくべき)準備」にスポットを当てていく
その方がやる気のある読者ならその全員が、今すぐに準備を始められるからだ。

できることはいくらでもある


タイトルにあるとおり、準備には【短い時間でできる】ものと【長く時間をかける】もの…この2つがある

短いものは転職を考えている方々には当然必須だが、長いものについても遅すぎることはない。
これを読んで「ハッ」とすることがあれば、今から準備を始めてほしい。

①短い準備~履歴書(職務経歴書)


「えっ?いきなり具体的じゃん!まだ行き先も決めてないのに?」

…多くの方がそう思ったにちがいない。

けれどもよーく考えてみてほしい。あなたの過去の経歴はコロコロと変わるものだろうか?

名前や生年月日はもちろんのこと、○年に●●学校を卒業し、▲▲運送に△年勤めるが会社が廃業して□□運輸に転職…等々。
何回履歴書を書こうが内容の変わらない部分がほとんどだ。

履歴書は前もって書いておける

そこに加えて重要なのが【職務経歴書】
これは転職成功要素の半分を占めていると言ってもよい。

考えてみてほしい。
まだ会ったこともないあなたに興味をしめすとしたら、採用する側はいったい何を基準にあなたを評価するというのか…つまりはそういうことだ。

職務経歴書とは、あなたが就いてきた仕事(場合によっては学生時代も)について、どんな経験をし、どんなスキル(技能)を手に入れてきたかをアピールするためのツールだ。

経歴を詐称(さしょう…ウソの内容を書くこと)はもちろん許されないが、実際にやってきたことが相手にとって良いイメージになるよう工夫することは可能だし、まったくもって悪いことではない。

例えばあなたが、3回運送会社を渡り歩いてきたとしよう。
そこに何の説明もつけ加えずにいれば、相手は「ウチも辞めちゃうんじゃ?」と、悪い方に受け止めるにちがいない。

しかしこれを「●社では長距離を専門にこなし全国の配送ルートを、▲社では品質面を第一にした荷造りと輸送方法を、■社ではグループリーダーとして人をまとめるスキルを、それぞれ習得してきました」
…こうするだけで「おっ?」と採用担当の目につくことになる。

人は一度「ほしい!」と思ったものをあきらめるのにとても抵抗がある生き物だ。
職務経歴書で一度「コイツ見どころあるな!」と思わせることができれば、実は採用の確率はグッと上がるのだ。

②短い準備~転職エージェントへの登録


これは①の履歴書ともつながる話になるが、まずはとるものとりあえず「転職エージェント」にエントリーしておくことを強くオススメする

ここではその理由について多くは語らないので、くわしく知りたい方はぜひ「【知らないと絶対に損する】ドライバーでも転職エージェントに登録しておくべき3つの理由」を読んでみてほしい。

転職エージェントは強い味方になる

ちなみに「履歴書ともつながる話」とは、このエージェントにエントリーすることで、文字どおりあなたの転職をサポートしてくれるエージェントがあなたの履歴書、そして職務経歴書をつくるお手伝いをしてくれる…このことだ。

これがエントリーからすべて無料で受けられるというのだから、見逃す手はない。

③長い準備~「身につく」スキルを手に入れる


さて、すぐに結果が手に入る2つの準備を紹介したが、最後のひとつは少し長めの準備が必要かもしれない。

これはあえて、あまり堅苦しくなくざっくりと言おう。

「自分みがきをしなさい」…これだ。

あなたが若ければ言うまでもないが、これは40代、50代であってもまったく例外ではない
…むしろそこが強く言いたいところだ。

私は20代にカーディーラーで営業、30代に物流業界に飛び込みドライバーやフォークリフトのスキルを手に入れた。
しかしパソコンのスキルは低く、キーボードを見ずにタイピングすることを覚えたのは40代になってから。それでも今では相手の顔を見ながらおしゃべりしつつタイピング…なんてことも普通にできるようになっている。

もちろん私はこれからも、様々な資格やスキルを取得していくつもりだが…今ふりかえると、営業で「しゃべるスキル」、物流で「トラックやフォークリフトの運転スキル(もちろん免許も)」、そして管理者となって「PC操作のスキル」…やはり自分自身に文字どおり「身についた」スキルが何より強いとしみじみ感じるのだ。

どのような資格を持っているかは履歴書へダイレクトに書けるし、↑でお話ししたエージェントの力を借りれば、資格ではないスキルも職務経歴書に表現できる

こうしたメリットにありつくには「今日始めて明日」とはなかなかなりにくい。

けれども人間、気づいたときにはもう準備が間に合わないことが多いのは、皆さん身にしみて経験してきたのではないか
だからこそ「明日からやろう」ではなく「今からやってみよう!」の精神でチャレンジしてほしいのだ。

何歳だろうと遅すぎることはない

まとめ


いかがだろうか?
いずれ転職する可能性がほんのわずかでもあるなら、ここで紹介した3つの準備を今すぐに始めてほしい

「じゃあどんなスキルを取ればいいの?」については【このスキルはゲットしておけ】ドライバーが取っておくべき資格・スキル3選を、「もうちょっと職務経歴書の書き方を教えてよ」という方は「【これで採用率が超アップ!】ドライバー履歴書・職務経歴書の書き方」(アップ時期は未定だが、要望が多ければ優先する)を、それぞれ読んでいただきたい。

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