【逆転の発想】コロナ後にトラック乗りへ転職する3つのメリット

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この記事は題名のとおり、「これからトラックドライバーになろう」という人の背中を押してあげるためのものだ。

ここで話すことはもちろん、いま現役でドライバーの皆さんにも同じことが言える
よかったら少し足をとめて、読んでもらえればと思う。

コロナ禍とエッセンシャルワーカー

我々の生活を大きく変えたコロナ

私たちの生活を大きく変えてしまったコロナウィルス。
リモートワークと呼ばれる、家にいながらにして仕事をするスタイルや、アマゾン・楽天などのいわゆる通販で買い物をすることがより身近に、当たり前になってきている。

そんな中、コロナの影響をモロにくらったのは「エッセンシャルワーカー」だった。

エッセンシャルワーカーは、そのまま日本語にすると「欠かすことのできない職業(で働く人)」のような意味。実はどの範囲をこう呼ぶかハッキリとは決まっていないが「現場に出てこないとできなくて、人々の生活になくてはならない仕事をする方々」と考えればまちがいないだろう。

コロナだろうと何だろうと、エッセンシャルワーカーがいないことには、私たちは数日もたたないうちにまともな生活が送れなくなる
コロナ禍においてはエッセンシャルワーカーの代表格と言っていいドライバーたちが、息の切れるような作業をマスクをつけながら行う(やらされる)ことで、自分たちの感染リスクをかえりみず、私たちの生活を支えてくれたのだ。

彼らが「運ぶ」をやめたら世の中は回らない

新たにドライバーを始めようかと悩む方々にとっては、ここまでの話だととても良いとイメージとはならないだろうこの職業。

けれどもそこには間違いなく「今だからこそドライバーが良い」理由が、少なくとも3つあるのだ。

これを読むことできっと、悩んでいる方々が決心をする助けになるだろう。

ドライバーになるメリット

その① 心身の負担が少ない

「トラックドライバーなのに負担が少ない?」…そう思われた方が多いのではないだろうか。

・ドライバーは長時間労働
・ドライバーは体力勝負


…このような考え方を持っていないだろうか?

実はこの考え方はいささか古い
もちろん運送会社の中には、いまだにこれを地でいくところもたくさんある。
けれどもすでに、時代がこれを許さなくなってきている

今まで他の職業とは別あつかいになっていた時間外(残業)の上限などが、2024年には他と同じになる
つまり私たちが想像するスーツ姿のサラリーマンと、時間的な条件が近づくわけだ。

仮に朝の暗いうちから動くことになったとしても、その分だけ帰る時間も早くなる。
ドライバーの中にはそこを逆に利用して、家族との時間やゴールデンタイムを楽しんでいる人も多い

これはひと昔前では見られなかった、現代のドライバーのライフスタイルだ。

明るい時間に家族と…

その② 精神的自由


これは今に始まったことではないが、やはりドライバーは気楽である

1分1秒にしばられている自動車部品関係の運行など、全部が全部気楽とは言えないものの、多くのドライバーたちが口をそろえて「だからトラックに乗ってるんだ」というのがこの「精神的な気楽さ」なのだ。

特に業務の大部分をしめる運転中は自分だけの時間であり(ツーマンの皆さんごめんなさい)、鼻唄を歌おうが景色を楽しもうが他人の噂話に花を咲かせようが、安全第一でさえいれば誰にも文句を言われることもない

運転日報や点呼など、キッチリやらなければならないこともあるが、これまで別業種でやってきた人にとってみれば大したこともないはずだ。

独りの時間が圧倒的に長い

このメリットは現職の人間関係に疲れ果てている人ほど、心に深くしみこむだろう。

その③ 他業種よりも収入アップが期待できる


先に言っておくが、これはあくまで可能性の話。必ずそうなると保証するものではない。

だがこの職業について
「どれだけ必要とされているか」
「どれだけ人手が足りているか」
…この2つを考えれば、おのずと答えが見えてくる


まず最初にお話ししたとおり、トラックドライバーはバリバリの「エッセンシャルワーカー」だ。

彼らがひとたび「運ぶ」のをやめたら、いったい世の中はどうなってしまうか想像してみてほしい。
スーパーやコンビニの品物はすべてなくなり、建物も建たないし、工事現場はストップ、スマホでポチった通販の商品だって家に届くことはない。

つまり、当たり前すぎて気がつかないが、どう考えてもドライバーは「なくてはならない」職業なのだ。


そしてもうひとつのポイント、ドライバーは必要なぶんだけそろっているのか?…だが、答えは「ノー」だ。

2022年に国が発表した資料によると、2030年を待たずにドライバーは20万人以上不足するとのこと。
これは今たくさんいる50代後半~60代のドライバーがあいついで引退し、逆に新しくハンドルを握る若者がいない(人口も少ないし、何なら免許そのものを取らない若者も増えている。大型などもってのほか!)。
人手は減っていくばかりで増える要素がないことを意味している。

まとめると、

「どれだけ必要とされているか」⇒世の中になくてはならない職業

「どれだけ人手が足りているか」⇒これからどんどん足りなくなっていく


…この状況であなたが総理大臣なら(笑)、どんな手を打つだろうか?
そう、やれることは1つしかない。ドライバーのお給料を上げることだ(正確にいうと「効率よく稼げるようにすること」)。

「俺も(私も)ドライバーやりたい!」と思わせるより他に、今はもう方法がなくなっている。

実はいま給料の上がり幅が期待できるのはドライバー

元々、他の職種より2割残業が多く、逆に2割収入が低いと言われているのがトラックドライバー(これはざっくりの話で正確なデータではないが)。
これを他と同じレベルまで引き上げるだけでも、かなり魅力的な職業になることは、↑の①②を見ればあきらかだ

ここでは説明しないが、むしろ大型やけん引など、免許を取らなければ乗れないトラックなどは、特殊技能として手当が付く可能性もある。

まとめ

いかがだろうか?
長くなりすぎたので、細かいところはまた別の記事で話すが、この状況を見ているかぎり、これからドライバーのあつかいが悪くなっていくことは非常に考えにくい

あとは

・いかにして待遇(たいぐう)の良い運送会社を選べるか

…このチョイスを間違わなければ、あなたの転職はきっとうまくいく

そのために何をすれば良いかは、ぜひ「【これだけは外したらダメ】転職のために用意しておくこと●選」(2023年3月に記事をアップ予定)を読んでほしい。

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